シマあるきガイド
「よんよ〜り喜界島」について
私たち「よんよ〜り喜界島」は、喜界島を愛し、もてなしの心をもって先人の思い
を次世代へ手渡す活動を行い、そこでの交流の輪を内外に広げていくことを目的と
した地域住民によるシマあるきガイドのボランティア組織です。
※「よんよ〜り」とは、島の言葉でゆっくり、ゆったりという意味。
コース案内
◆ 湾コース
琉球国との激戦をいまに伝える御殿の鼻(ウドゥンバナ)や藩政時代の足跡を示す代官所跡、明治維新に尽力した村田新八修養の碑など、琉球から薩摩(江戸)、そして明治へ移り変わる時代を象徴するような湾集落内の史跡を巡ります。
◆ 中里(ナートゥ)コース
空港隣接地で多大な戦禍を受けた中里集落は、戦闘指揮所跡やえん体壕など多くの戦跡が残っています。集落の景観や戦跡を巡る道中、オカヤドカリや海がめ産卵地でもあるスギラ海岸から眺める夕陽は、一番のオススメです。
◆ 荒木(アラチ)コース
昔はどこの集落でもあった風景。今では無くなりつつある高倉や、下り井戸、製糖小屋、塩作りなど、集落まるごとの原風景を散策します。
◆ 阿伝(アディン)コース
サンゴ石垣と防風林にかこまれた家並みが、島の気候や風土を反映して独特の風情を出しています。故岩倉市郎(民俗学者) 生誕の地であり、映画撮影の地としても知られています。すれ違う肩と肩がぶつかりそうな細道や屋根が見えないぐらい高いサンゴ石垣など、歩くだけでもワクワクすること請け合いです。
◆ 塩道・早町(シュミチ・ソウマチ)コース
古くから喜界島の表玄関として栄え、様々な人、モノの出入りがあった地域です。平家伝承を伝える平家森、琉球時代へつながる勝連家、藩政時代の美談を伝える涙石など、今と昔のつながりを多くの史跡が物語っています。サトウキビやゴマの畑を眺めながら時代をたどりつつ東経130度線上に立ってみませんか。
◆ 小野津(ウヌツ)コース
源為朝伝説が語り継がれ、島唄「むちゃ加那節」の舞台となった集落です。サンゴの石垣に挟まれた細道を抜けると、新鮮な発見が待っています。
料金
【ガイド料(傷害補償込)】
大人 500円 高校生以下 50円
お申し込み・お問い合せ
【シマあるきガイド「よんよ〜り喜界島」受付窓口(喜界町観光協会内)】
TEL:0997-65-1202 受付時間:9:00〜16:00